フリーランス・企業を志す際、必ず現れるのは「応援してくれる方」、「無関心な方」そして「反対する方」この3者です。
この記事では「親が反対しているケース」に、フォーカスしていきます。
この記事は「独立・フリーランス」を志しているものの、「親に反対されている方。」または「親に反対されそうで、話を切り出せていない方。」に読んでいただきたい記事です。
まT、打ち明ける相手が「親」以外の、近しい方である場合にも是非読んでいただきたい記事です。
この記事を読むことで「家族」との関係に亀裂が入るリスクを抑える事が出来ます。
この方法で私も先日、とても「保守的な両親」に起業を打ち明けた際に、猛反対を受けつつも家族との関係の悪化を、最小限に防ぐことができました。
時に近しい存在はドリームキラーになる。
「ドリームキラー」
あなたは、この恐ろしい言葉をどこかで耳にしたことがあるかもしれません。
直訳して「夢を殺す人(怖っ!!)」
何かを始めようと志す時、必ず反対してくる人がいます。
ドリームキラーには3つのパターンが存在します。
・「心配」から「反対」してくる。
・「嫉妬」から「反対」してくる。
・「心配」と「嫉妬」の両面から「反対」してくる。
親はいつまで立っても「子供は子供」と捉えているケースは、少なくありません。
40歳を目前にするだいすけですら強く親からの反対を受けています。
「心配」な気持ちから「反対」してくれているのかもしれません。反面「自分」が為し得なかったことに
挑戦しようとする、子供への「嫉妬」の気持ちが、有る場合もあります。
親への報告前の心構え
親へ報告する前に、準備をしましょう。
親へ報告する際の心の準備3つ。
・「本当に独立をしたいのか」、自分自身に今一度問う。
・相談では無く報告という、スタンスを崩さないと誓う。
・賛成してもらうことを期待しない
この3つが大事です。それでは順に見て行きましょう。
レッツゴー!!(あなたの気分が重くならない様に精一杯の明るさです。)
本当に「やりたいのか」自分自身に今一度問う。
本当に大事なことです。言い換えるとこれから始めることに対し「覚悟」を持つということになります。
反対する相手は、いくつも「やめた方がよい理由」をこちらに向けてぶつけてきます。自分が「それをやりたい」と言う姿勢を貫けない場合、ぶつけられた意見に動揺します。
相手はそれを感じ取り、そこを基点に「説得」のフェーズに入ってくるでしょう。
相談では無く報告という、スタンスを崩さないと誓う。
もうすでに「報告」の段階であることを、今一度再確認してください。
当たり前のことの様ですが、目的をはっきりしておかないと言動がぶれます。
賛成してもらおうと期待しない。
「一回の話し合いで納得させたい、賛成されたい。」
「結果」に「執着」するのは危険です。この「執着」が強ければ強いほど相手とは、感情的になり、うまくいかなくなります。
「反対されて当然」この様に話す前に意識しておくと、相手が感情的になっても、こちらの感情を乱されにくくなります。
ある程度認められる可能性があるとしたら「ある程度結果を出す」、このくらいしか道は無いのかな・・。そんな風に、だいすけは思うのです。
親と話す際の姿勢
親と話す際は「相手の話をしっかり傾聴する。」これに尽きると思います。
この件に関わらず、コミニュケーションの上で最も大切な事です。
「耳の痛い話」や「動揺するような言葉」を投げかけられるかもしれませんが、話をさえぎって、反論するのは逆効果です。
冷静に相手の話を噛み締めながら主張を求められた時ははっきりと答える。
そうすれば、相手へとあなたの「誠実さ」と「確固たる覚悟」が伝わることでしょう。
親の主張
実際にだいすけが親から向けられた、反対意見をまとめました。
実際にだいすけにむけられた反対意見はこれだ!4つ
・お前一人ならまだしも、妻、子供がいるのにリスクを取る、必要があるのか?
・大きな企業にいることが安全ではないか?
・家族を養うため、辛くとも自己犠牲するのは当然だ。
・独立なんてうまくいかない。失敗している人をたくさん見てきた。
確かに模範的かつ道徳な意見だと思います。起業・独立に対し「怖い物だ!」と恐怖を植え付けてきます。
親の価値観=自分の過去の価値観
親の言い分は親が人生で培った価値観
冷静に言い分を聞いてみると、親の主張の中には親の価値観が如実に現れていることが分かります。
そして、これまで私達の価値観に、多大に影響を与えてきたのです。
親の価値観=自分の価値観になったまま大人になっていく
正直言うと35歳くらいまでは、だいすけもこう考えてきました。
・家族を養うのに、辛い仕事でも歯を食いしばって耐えるのは当たり前だ。
・大きな企業に雇われることが「一番安全な人生だ」
・起業って失敗したら怖いな。自分とは縁がないことだ。
どうでしょう?親の価値観のコピペかよっ!
反対理由として主張してきた内容とほぼ一致しています。それだけ親の考え方は、自分へと影響を与えているのですね。
価値観のブロックを外せるか?
この記事を読む方には、親の反対を受けている方もいらっしゃると思います。
と言うことは「安定に固執するの価値観」を植え付けられているので、「起業」を始めたくても、内心穏やかじゃないかもしれません。
生きてきて作りあげられた、価値観のブロックが外れていないからです。
だいすけはそれでいいと断言します。
恐怖に飛び込み、あがいてあがいて感情を剥き出して、また良い方向に自分を立て直して、この強固な価値観のブロックは初めて外れます。
恐怖から逃げたいのであれば挑戦などお勧めしません。
何を言われても感謝できるか。
だいすけは、親にボロクソに反対されました。腹もたったし、悲しくもありました。それでも「家族」なんです。ここでその関係を終わらせるわけにはいかないんです。
話がどんな方向に進んでいこうとも、必ず着地点と言うものがあります。最も大事なことは「感謝を伝える」これに尽きます。
だいすけは最後の最後、こう伝えました。
「私の話を聞いていただいて本当にありがとう。」
胸が詰まりました。意図的であざといかもしれませんが、父親は一瞬たじろぎました。そして、語気も緩みました。
「・・・お、おう。でももう一度考えなおしてくれよ・・。」
もちろん賛成されたわけではないです。でも親子関係を破綻させることもなかったのです。話の進め方によっては、勘当もあり得たはずです。でも絶対にそうはしたくない。
あなただって、一緒ですよね??
まとめ
今回は親に、独立を希望していることを打ち明ける際の手順についてまとめました。
・打ち明ける前に「覚悟」をきめる。
・話を遮らず冷静に傾聴する
・聴かれたことにははっきり答える。
・反対意見は親の価値観であることをはっきり意識する。
・必ず話を聴いてくれたことに対しての「感謝」を伝える。
ここまで読んでいただきありがとうございます。
だいすけはあなたの独立を応援します。
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