フリーランス協会とフリーナンスを徹底比較!保険をかけるならどっち?

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フリーランスは常にリスクと隣り合わせな働き方です。納品物にミスがあって損害賠償を受けてしまったり、ケガや病気で働けなくなってしまったりする恐れがあります。

サラリーマンであれば、会社からなんらかの救済措置を受けられることでしょう。しかし、フリーランスの場合、自分の身は自分で守らねばなりません。その点、フリーランス向けの損害保険への加入は、有効な手段になりえます。しかし「フリーランス向けの損害保険ってどれを選べばいいの?」と、疑問に思うこともあるでしょう。

有名なフリーランス向けの損害保険には、フリーランス協会フリーナンスがあります。そこで本記事では、フリーランス協会とフリーナンスの違いを解説しているので、保険選びの参考にしてみてくださいね。

この記事を読み終えた後、あなたのココが変わります!
  • フリーランス協会とフリーナンス、それぞれのサービスの特徴がわかる
  • フリーランス協会とフリーナンスの保険内容の違いがわかる
  • 自分に適した保険を選んで「安心」を手に入れられる

執筆者(だいすけ)のプロフィール
某ドラッグストアに3年勤務し店長経験
某スーパーマーケットチェーンに契約社員として転職
1年半で正社員へ登用
入社3年目で部門マネージャー、5年目でスーパーバイザーを経験
8年目には店長へ昇進。年収600万円達成!
脱サラ前と脱サラ後にプログラミングスクール受講
現在は脱サラし、フリーランスのWebライター・Webデザイナーとして活動中(4年目)

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目次

フリーランス協会はフリーランス向けのコミュニティ

「一般財団法人プロフェッショナル&パラレル・フリーランス協会(以下、フリーランス協会)」は、フリーランスや副業を行う人などを対象としたコミュニティです。会員になるとさまざまなサービスをお得に利用できます。

年会費無料の「無料会員」と年会費1万円の「一般会員」のうち、いずれかを選んで入会できます。無料会員でも利用できるサービスは豊富です。たとえば経歴とポートフォリオを公開して案件獲得につなげられる「フリーランスDB」や、他のフリーランスと出会える「オンラインコミュニティ」などのサービスを利用できます。

一方、有料の「一般会員」になれば、年に一度キャリアコンサルティングを受けられたり、ZOOMの限定ライセンスが利用できたりします。そして、本記事のメインテーマである「フリーランス向けの損害保険」についても、フリーランス協会では一般会員のみに付帯される特典です。

フリーナンスはフリーランス向けの支援サービス

画像引用:フリーナンス公式サイト

フリーナンスは、大手インターネット企業「GMO」が運営する、フリーランス向けの支援サービスです。ファクタリングと損害保険が一体化しており、個人で働くうえでのリスクヘッジが行えます。

ファクタリングを利用すれば、顧客からの支払いを待たず速やかに報酬を受け取れます。また損害保険が付帯されるため、仕事中のトラブルにより損害賠償を受けた場合に、補償が受けられる可能性があります。

誤解されやすい点として、フリーナンスの対象となるのはフリーランスだけではありません。個人事業主や副業を行う人なども対象としています。副業を行う人については、開業届を提出している場合に限り対象です。

「フリーナンス」 の詳細なサービス内容については、以下の記事でまとめています。

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フリーランス向けの損害保険の補償内容は主に2種類

フリーランス向けの損害保険の補償内容は以下の2種類です。

  • 賠償責任補償
  • 休業所得補償

これらの補償内容について詳しく解説します。

賠償責任補償

賠償責任補償を備えておくと、突然の事故や自分のミスに起因して顧客から損害賠償を受けた際に、限度額まで補償が受けられます。具体的には、以下のようなケースが補償の対象です。

①業務遂行中の補償|業務中に起きた事故によって損害賠償を受けるケース

(事例)

  • 自転車で配達中に通行人とぶつかり、ケガをさせてしまう。
  • 育児代行等において、預かった子どもにケガをさせてしまう。
引用元:フリーランス協会「会員向け 優待&おすすめサービス」

②業務結果(PL責任)の補償|業務の結果、起きた事故によって損害賠償を受けるケース

(事例)

  • 利用者に飲食物を提供した結果、食中毒が発生。
  • 納品物に欠陥があり、第三者にケガをさせてしまう。
引用元:フリーランス協会「会員向け 優待&おすすめサービス」

③受託財物の補償|業務を遂行する過程で、顧客から預かった物品を破損したため損害賠償を受けるケース

業務過誤の補償|業務遂行中のミスに起因して、第三者から損害賠償を受けるケース

  • 情報漏洩
  • 著作権侵害
  • 納品物の瑕疵(欠陥・不具合)
  • 偶然の事故による納期遅延

フリーランス自身の過失であって、①〜③と異なり健康被害や器物破損が生じないケースが、業務過誤の補償に該当します。

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休業所得補償

休業所得補償を備えておくと、ケガや病気で就労できなくなる場合休業補償を受け取れます。

社会保険に加入している会社員の場合、ケガや病気で就労不能になったときには「傷病手当金」を受け取れます。しかし、個人事業主やフリーランスの加入する国民健康保険には、傷病手当金の制度がありません。そのためケガや病気のリスクに備えて、休業所得補償の付帯された保険を個人でかけることが望ましいのです。

フリーランス協会とフリーナンスの保険を比較してみた

この章では、フリーランス協会とフリーナンスの保険内容を比較して紹介します。

賠償責任補償で比較

まずはフリーランス協会とフリーナンスを賠償責任補償で比較してみます。

フリーランス協会の賠償責任補償

フリーランス協会の場合、賠償責任補償は一般会員になると自動で付帯されます。一般会員の年会費は1万円です。補償内容は以下のとおりです。

補償内容①損害賠償金②訴訟費用①+②自己負担額
一連の損害賠償請求あたりの支払い限度額期間中
限度額*1
業務遂行中の補償1億円なし初回0円
(期間中2回目
以降5万円)
仕事の結果(PL責任)の補償1億円10億円
受託財物の補償1,000万円10億円
業務過誤の補償1,000万円10億円

※1 期間中支払い限度額とは、全ての一般会員の年間総支払額における上限を意味します。

フリーナンスの賠償責任補償

フリーナンスの賠償責任補償には、「あんしん補償Basic」「あんしん補償」の2種類があります。

フリーナンス|あんしん補償Basic

あんしん補償Basicは、フリーナンスのフリープランに加入すると自動的に付帯されます。補償内容は以下のとおりです。

補償内容①損害賠償金②訴訟費用①+②自己負担額
一連の損害賠償請求あたりの支払い限度額期間中
限度額*2
業務遂行中の補償5,000万円なし0円
仕事の結果(PL責任)の補償5,000万円5億円
受託財物の補償100万円なし
業務過誤の補償適用外適用外

※2期間中支払い限度額とは、全ての一般会員の年間総支払額における上限を意味します。

あんしん補償Basicは無料で付帯される点が魅力ですが、業務過誤の補償がありません。さらにはフリーナンス口座と呼ばれる収納代行用専用口座へ、顧客から報酬が継続的に振り込まれていないと、アカウント休止の措置を取られてしまいます。

アカウントを休止されている期間、あんしん補償Basicは適用外です。よって継続的にフリーナンス口座への報酬の振り込みが見込まれる場合のみ、フリープランへの加入が推奨されます。

フリーナンス|あんしん補償

あんしん補償はフリーナンスのレギュラープラン(有料)に加入すると自動的に付帯されます。レギュラープランの料金は月額590円(税込)です。年払いを選ぶと5880円(税込)で、1ヶ月あたり100円割安になります。

補償内容は以下のとおりです。

補償内容①損害賠償金②訴訟費用①+②自己負担額
一連の損害賠償請求あたりの
支払い限度額
期間中
限度額*3
業務遂行中の補償5,000万円なし0円
仕事の結果(PL責任)の補償5,000万円5億円
受託財物の補償500万円5億円
業務過誤の補償500万円5億円

※3 期間中支払い限度額とは、全ての一般会員の年間総支払額における上限を意味します。

このようにあんしん補償は、あんしん補償Basicと異なり業務過誤(フリーランス自身のミスにより損害賠償を受けるケース)に対する補償がある点が魅力です。またフリーナンス口座へ入金がなくても、アカウント休止にはなりません。

業務過誤の補償が必要だったり、フリーランス口座を使う予定がなかったりする場合には、レギュラープランの利用が推奨できます。

\レギュラープランへの加入はこちらから/

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賠償責任補償まとめ

フリーランス協会とフリーナンスの賠償責任保険の内容を以下にまとめています。

フリーランス協会フリーナンス
あんしん補償Basicあんしん補償
費用(税込)年会費10,000円無料月額590円
(年払5,880円|月当たり490円)
業務遂行中の補償|限度額1億円5,000万円5,000万円
仕事の結果(PL)
の補償|限度額
1億円5,000万円5,000万円
受託財物の補償|限度額1,000万円100万円500万円
業務過誤の補償|限度額1,000万円適用外500万円
自己負担額初回0円(期間中2回目以降5万円)ずっと0円
備考
フリーナンス口座へ継続的な入金がない場合、補償が受けられなくなる

手厚い補償を求めるならフリーランス協会。なるべく費用を抑えたいならフリーナンスがそれぞれ適しています。

フリーナンスを選ぶ場合、あんしん補償Basicでは補償がかなり手薄です。その点、レギュラープランに加入すると利用できるあんしん補償は、価格と補償のバランスが取れていておすすめです。

私もレギュラープランを利用しています

休業所得補償で比較

次にフリーランス協会とフリーナンスの保険を休業所得補償で比較してみます。

フリーランス協会の休業所得補償

フリーランス協会の、休業所得補償の保険引受先は「損保ジャパン」です。フリーランス協会の会員になっていることで、団体割が適用され32.0%割引されます。

以下のリンクより保険料のシミュレーションができるため、ぜひご活用ください。
フリーランス協会「保険料シミュレーション」

以下のケースで掛け金をシミュレーションしてみました。
カメラマン 42歳 男性 月の所得補償額 20万円 | 掛け金 2,560円

フリーナンスの休業所得補償「あんしん補償プラス」

フリーナンスの休業所得補償は「あんしん補償プラス」というサービス名で、保険引受先は「あいおいニッセイ同和損保」です。フリーナンスの会員になっていることで、団体割が適用され44.0%されます。

以下のリンクより保険料のシミュレーションができるため、ぜひご活用ください。
フリーナンス「保険料シミュレーション」

以下のケースでシミュレーションしてみました。
カメラマン 42歳 男性 月の所得補償額 20万円 | 掛け金 2,020円

なおフリーナンスのフリープラン加入者に限り「あんしん補償プラス」の利用に際して、団体加入費3,000円(年)が別途かかります。レギュラープランに加入している場合には、団体加入費はかかりません。

休業所得補償まとめ

フリーランス協会とフリーナンスの休業所得補償の内容を以下にまとめています。

※42歳男性 カメラマン 所得補償額20万円のケース

フリーランス協会フリーナンス
フリープラン加入者レギュラープラン加入者
保険引受先損害ジャパンあいおいニッセイ同和損保
団体加入費不要(協会の入会費に含まれる)年会費3,000円不要(プラン加入費に含まれる)
月掛金
(シミュレーション)
2,560円2,020円
年間の負担総額
(シミュレーション)
30,720円27.240円24,240円

補償される金額は同じでも、比較してみるとフリーナンスの方が保険料が安価であることがわかりました。特にレギュラープラン団体加入費の負担もないため、かなりお得です。

年齢や受け取りたい補償額によって、掛け金が異なるため
気になったらまずはシミュレーションしてみてくださいね。

フリーナンス「保険料シミュレーション」

まとめ

フリーランスとして活動するうえで、保険の備えは必須です。無保険の場合、突然損害賠償を受けてしまったり、ケガや病気になってしまったりしたときに人生が詰んでしまいかねません。そこでこの記事ではフリーランス協会」と「フリーナンス」の損害保険を比較して紹介しました。

フリーランス協会の保険は、補償の手厚さが魅力です。一方フリーナンスの保険は、良心的な価格である程度の備えができます。とりわけ、フリーナンスのレギュラープランは費用と補償のバランスがよく、最もおすすめしたいサービスです。

ぜひこの記事に内容を参考にして、どの損害保険を利用するか検討してみてくださいね。

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この記事を書いた人

北海道の十勝で活動するフリーランスライター。2時の父。
SEO記事やインタビュー記事を中心に350本以上の実績あり。サラリーマン時代は、スーパーマーケットやドラッグストアに15年勤務。店長やスーパーバイザーを経験。

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