【完全網羅】フリーランス独立準備まとめ 後編【環境整備】

フリーランス

2021年春にフリーランス・個人事業主として独立予定のだいすけです。

この記事では前回に続き、フリーランス・個人事業主として独立する際に準備しておくべきことについて、網羅的に解説しています。

独立直前・直後やっておくべきことを大まかに分類すると、4つに分けられます。

前編の内容
年金・保険の選択、手続をする
開業届の提出と付随する準備・手続きをする(個人事業主になる場合に限る)

後編(この記事)の内容
審査が必要なものを通しておく
職場環境を整える

 

前回の記事では、「年金・保険の選択、手続き」「開業届の提出と付随する手続き」について、実際に準備することを解説しております。>>>フリーランス独立準備まとめ 前編【年金・保険・開業】

今回は「審査が必要なものを通す」「職場環境を整える」こちらの2点について解説していきます。

それではだいすけと一緒にいってみましょう~

審査が必要なものを通す。

ローンやクレジットカードの審査は、会社員の時に通しておけるものは先に通すのがおすすめです。一般的に会社員に比べ、フリーランス・個人事業主は審査の際、社会的信用が低いとみなされることがあるからです。

住宅ローンは会社員時代に通す。

もしあなたが、家や車など大きな買い物を予定している場合は、会社員時代にローンを組んでしまう方が良いです。特に住宅ローンの審査は厳しいと言われています。

住宅ローン審査の観点は2つ


①前年の収入
②年度ごとの安定性

 

住宅ローンは前年の収入だけではなく、数年さかのぼって収入の推移の安定性も見られます。よって「過去数年分の確定申告書」の提出が必要です。収入が少ないうちはもちろん、収入の高い年と低い年のアップダウンが激しかったりすると、審査が通らないことが多いようです。

非常にシビアなんですねえ・・・・。

よって、購入予定が有るならば先に審査は通してしまいましょう。

クレジットカードを作っておく

クレジットカードはプライベートと事業用で分けておく必要があります。

なぜならビジネス上と、プライベートの利用が混同すると、確定申告の際非常に苦労します。クレジットカードの審査もローンと同じように会社員の方が通りやすい為、退職する前に作成しておくと良いでしょう。

結論から言いますが、クレジットカードは最低限、ビジネス用クレジットカードを一枚持つのがよいです。

クレジットカードブランドの選び方。

世界中で利用できて、比較的どんなシーンでも対応できるブランドとなると最初の一枚はVISAで作るのがおすすめです。

個人用カードとビジネス用カードどちらを選ぶか?

クレジットカードに個人用と、ビジネス用があるのは知ってましたか?

ビジネス用カードって検討してみると年会費が結構高めに設定されているんですよね。それでも、ビジネスをするにあたって、作成するメリットはあるはずと調べてみました。

ビジネス用クレジットカードのメリット


・年会費を経費計上できる。
・利用限度額が高い。
・クラウド会計ソフトとの連携が出来るカードも有り、経理作業もスムーズ

 

個人カードの年会費は経費計上できないが、ビジネスカードの年会費は経費計上が可能です。

また、利用限度額が個人カードに比べ高いです。駆け出しのフリーランスであっても、企業に必要なモノを揃える場合には、利用額が大きくなる場合がありますから、一枚は作成すべきです。

 

「だいすけも海外移住を視野に入れているので、VISAのビジネスカードを事業用に作成します。」

銀行口座を開設する

銀行口座もクレジットカードと同じく、事業用とプライベート用に分けるのは必須です。

事業とプライベートのお金の動きがごちゃ混ぜになるとこれまたクレジットカードと同じく、確定申告の際の手間が膨大になります・・・。

個人事業主であれば屋号を持ち、対外的な信用が高い「屋号付き口座」を作成するのがおすすめです。この場合、開業届の写しが必要となる場合があるので、退職後開業届を提出してから口座を開設することになります。

オススメの事業用銀行口座の持ち方

おすすめは事業用口座を用途別に、メインの口座と納税用口座に分けちゃうことです。

事業用メイン口座の他に、税金の支払いに備え収入の一部をプール出来る様に、納税用の口座を作っておくのが便利です。

納税用の口座は「毎月月末に収入の10%を移す」などルールを明確にし、運用をルーティン化しておくと良いと思います。

ちなみに私は、入出金の多い事業用メイン口座を手数料の安いネットバンクで開設し、納税用の口座は地方銀行で開設します。

理由は事業を進める上で、まとまった資金が必要となった場合、ネットバンクのみ利用している場合だと、融資が受けられません。メガバンクでは個人で融資を受けるにはハードルが高い為、地方銀行の口座を作って関係を持っておくのが良いです。

(子育て中)保育園の継続・手続き

会社員時代、保育園や幼稚園へ子供を通わせる場合、会社の就労証明書を出していると思います。転職する場合・独立する場合を問わず、職が変わり子供の通園を継続するならば、就労証明書を改めて出す必要があります。

(退職前)就労証明書の様式を園からもらう→(開業届提出後)就労証明書に内容を記載→民生委員さんのお宅に行き、印鑑を貰う→証明書を完成させてから園に提出という手順で、通園継続の手続きをすすめます。

だいすけも先日、保育園継続の手続きを進めました(流れはこちらで説明しています)


①保育園の先生に独立することを報告し、就労証明書をもらう
②自分自身で就労証明書を記入する。

 

③第3者に就労実態を証明してもらうため、町内会の民生委員に連絡を取り、印鑑を押してもらう。

④保育園に就労証明書を提出する。(開業届を提出する日が属する月の末日までに、提出をすること。)

※手順は居住する自治体、通う園によっても違う可能性があります。まずは園に直接問い合わせてみるのが良いでしょう。

※フリーランスの勤務実態は自己申告となるため、第三者の証明が必須となります。民生委員さんのお名前や連絡先がわからない場合は役場の方に問い合わせましょう。

 

子育てフリーランスにとっては、子供を保育園・幼稚園に通わせられないと致命的ですので、早期に動きましょう。

 

職場環境を整える。

会社では働く環境は、入社した時点で整っていますが、フリーランス・個人事業主に関してはゼロから自分の働く環境を作っていく必要があります。

ワーキングスペースの確保

店舗や事務所を構えるのであれば当然、立地や物件などを決める必要が有ります。この場合はかなり早期に動く必要があります。

WEBデザイナー・イラストレーター・ライターのようにパソコンが有れば働く場所を選ばないという場合は「自宅兼事務所」と言う選択肢もありです。

でも「自宅」で仕事をすると「誘惑」が多くて中々集中できないんですよね・・・。

会社の職場」と違い自宅で仕事と向き合うのは、なかなかに大変な事だと思います。

仕事に集中できそうな、カフェやコワーキングスペースを近所でリサーチして、何件かおさえておくと良いです。

仕事道具・備品を揃える

仕事によっても当然、必要な備品は異なります。パッと自分で思いつくものもあれば、実際にフリーランスとして働いてみなければわからない、必要なモノが存在するかもしれません。立ち上がりから効率よく仕事を進める為にも、まずは下調べが必要です。


・同じ業種で活躍しているフリーランスのブログを読む。
・先輩のフリーランスさんに直接きいて見る
・SNSで同じ業種の方にコンタクトを取りつつ、仲良くなって相談してみる。

 

生の声を集めてみましょう。情報収集は退職前にリサーチしておくことを強くオススメします。リサーチが済んだら購入品リストを作成し、まとめておくと良いですね。

営業ツールを完備する

フリーランスは黙っていて、仕事が来るものではありません。営業の方法は複数備えておくべきです。

偉そうに言っていますが、私も営業頑張らなきゃ・・・。

ポートフォリオサイトを作成する

営業の際、自分のスキルを目に見える形でアピールできるものを持っていなければ、仕事を取ってくるのは難しいでしょう。クライアントは「どんな仕事をするフリーランス」なのか確認した上で仕事を依頼したいと考えるからです。

自分の作品を公開して、スキルを知ってもらう場として、自分のポートフォリオサイトを持っておくと便利です。ポートフォリオサイトとは、「自分のこれまでの作品を掲載したウェブサイト」です。

特にイラストレーター・デザイナー・カメラマン等クリエイターさんは必須です。WIXという無料のホームページ作成サービスで、気軽にお洒落なポートフォリオを持つことができます。

ウェブデザイナーであれば、ポートフォリオサイト自体が、自分のスキルの宣伝材料とすることができます。

ライターの場合は、自分がどんな記事を書くのかをアピールする場としてポートフォリオとしてブログを運用するのがおすすめです

いずれの場合もサイトを立ち上げから、コンテンツを充実するまでにはある程度時間を要するので、退職の半年以上前には進めておくのがおすすめです。

 

SNSのアカウントを作り、育てる。

Twitter・instagram・FacebookなどSNSも、フリーランスの営業ツールとして非常に有効です。

交流する方が増え、影響力が出てくると仕事のオファーが来ることもあるかもしれません。また、同業の方を中心に繋がれば情報収集もできるので、登録しておいて損はないです。

SNSはまさに「諸刃の剣」です。SNS運用への労力が大きくなりすぎて、本業が疎かになってしまう恐れもあるので、利用する時間帯を決めたり、作業中は通知を切る等「自分ルール」を設ける必要があります。

まずはアカウントを作成して、自分のビジネスと相性の良いプラットフォームを2つ程度に見極めることも大切です。

アカウントを作るのは簡単ですが、ある程度軌道に載せる(自分の発信に他のユーザーから一定数の反応がある状態)には、ポートフォリオのように時間と労力を要します。これも独立の半年以上前からコツコツ進めるのがおすすめです。

 

だいすけはビジネスSNSの王道facebookと、仕事相手の募集も活発で情報収集にも便利なtwitterを選びました。独立の約1年前から運用を開始しています。

エージェント・クラウドソーシングに登録する。

フリーランスの営業活動をサポートしてくれるサービスです。いずれも登録制ですので退職前に登録を済ませましょう。

クラウドソーシングとは

サイト上の案件の中を自由に閲覧でき、請負いたいものがあれば応募します。
依頼主からうまく選ばれれば、仕事を受注することができます。

代表的なサービス・・・クラウドワークス・ランサーズ

エージェントとは

フリーランスとクライアントとの間にエージェントが介入し、営業代行から契約締結等事務手続きまでエージェントが行ってくれます。業種別にみると、特にデザイナーとエンジニアへの案件が豊富です。

代表的なサービス・・・レバテック。ギークスジョブ。クラウドソーシング のメリット・デメリット

エージェント/クラウドソーシング のメリット・デメリット
メリットデメリット
クラウド
ソーシング 
・在宅案件が豊富
・気に入った案件に自由に応募できる
・条件交渉を自分で直接できる。
・低単価な案件が多い
・詐欺的案件も潜む
・営業活動に時間を取られる。
エージェント・比較的高単価な案件が多い
・仕事が安定してもらえるようになる。
・営業に時間を取らず、業務に集中できる。

・40代以上の未経験者は不利

・企業へ出社し作業を行う案件がほとんど
・居住エリアによっては案件がない     (地方フリーランスはやや不利)
・エージェントの仲介料が高い

 

名刺を作成する

フリーランスにとっても、営業に必須のツール言える名刺。リモートワークが主体であって、対面で営業をする機会がかぎられている場合でも、いざという時のために名刺を携帯しておくことは重要です。

とはいえどのように名刺を作るか、いまいちピンとこないかもしれませんので、簡単に触れておきます。

名刺の作成サイズは名刺4号で

名刺4号「91×55mm」が名刺を作成する際の一般的なサイズです。相手の名刺入れに納まりやすく、管理がしやすい為、とても「お相手ファースト」なのです。名刺作成を依頼する際は、このサイズで頼むのが無難です。こちらも退職前に進めておくと良いです。

名刺に記載すべき内容

だいすけが実際に作った名刺を使って解説します。

①ロゴ ②名前 ③フリガナ ④肩書き ⑤住所 ⑥電話番号
⑦Eメールアドレス ⑧・⑨SNSアカウント ⑩ブログURL

おすすめの名刺作成サイトをご紹介

デザインツール「Canva Pro」

今回だいすけはCanvaProを使って名刺を作りました


デザインで生産性を向上

Canvaを使うことで、低単価・独自性の高い名刺をデザインすることができます。デザインと聞いて「難しそう・・。」と構えるかもしれませんが、おしゃれなテンプレが揃っているので誰でも気軽に始められます。
Canva Proに関しては、こちらで詳しく解説しています。名刺作成にCanva Proを使うことのメリットが理解していただけると思います。

 

【オシャレなテンプレ多数】フリーランス名刺デザインは低価格のCanvaProで。
フリーランス・個人事業主として独立する場合、「ビジネスチャンス」はいつ現れるかわかりません。そんな時自分の名刺を持っておくことは必須です。今回は費用的に安くて独自性の高い名刺を作る方法として、デザインツールCanvaを使っての名刺作成をお勧めします。今回は名刺の作成にCanvaを使うメリットと、無料版のCanvaと有料...

 

ビジネス名刺専門通販サイト「名刺通販ドットコム」
シーンを選ばないシンプルなテンプレートが揃った、ビジネス名刺の作成サイトです。
100枚あたり3000円台での作成も可能で、リーズナブルです。



170種類の豊富なテンプレート!
ビジネス名刺専門通販サイト「名刺通販ドットコム」

カスタムデザイン名刺【whoo】

スタイリッシュなものからポップなものまで幅広いテンプレートが揃い、紙質などもカスタマイズできるので、自分のビジネスのイメージに合ったものを作成できれば、あなたをしっかり印象付けることが可能です。

シンプルなデザインから凝ったものまで作成できるので、価格に関しては幅があります。100枚あたり5000円〜8000円台と名刺通販ドットコムに比べやや高めです名刺にデザイン性を求めるならばこちらのサイトがおすすめです。


オシャレな名刺を簡単作成!カスタムデザイン名刺【whoo】

まとめ

準備しておくべきこととして、今回の記事で解説した内容をまとめてみました。

退職の半年以上前にすすめた方がいいこと。・住宅ローンを組む。
・ポートフォリオ・ブログを開設する。(開業に向けコンテンツを充実させる。)
・SNSのアカウントを作成する。(開業に向け、アカウントを育てる。)
・事務所として利用する物件探し。
退職する直前にやっておくこと。
・事業用にクレジットカードを申請する。
・名刺を作成する。
・エージェント・クラウドソーシング の登録
・必要な備品のリサーチ→備品購入
・コワーキングスペースの確保
・保育園・幼稚園継続の園への報告
開業届を出してからやること
・事業用銀行口座を開設する(屋号付き)
・保育園・幼稚園継続の手続き(就労証明書の提出)

前回の記事と合わせて読んでいただきますと、開業準備はもうバッチリです。
>>フリーランス独立準備まとめ 前編【年金・保険・開業】

当ブログは、フリーランス・個人事業主として羽ばたくあなたを応援します。

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