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フリーランスとして働いていると、売掛金はたまっているけれど、今月の収入は少ないといった悲しいケースがありえます。業務完了から入金まで2ヶ月以上かかるケースも少なくありません。そんなときに活用できるのが「ファクタリング」です。
ファクタリングを利用すると、売掛債権を専門業者に買い取ってもらえます。「それってちょっと怪しくない?」と思われるかもしれませんが、ローンとは異なり安全に利用できるサービスです。ただし、ファクタリングを提供する業者にはさまざまな種類があり、選ぶべきでないサービスもあります。
そこで本記事では、フリーランスに適したファクタリングサービスの選び方とおすすめの業者を5種類紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
ファクタリングとは未回収の代金を買い取ってくれるサービス

ファクタリングとは未回収の売掛金をファクタリング業者に買い取ってもらい、素早く現金化する資金調達の手段です。
企業が資金繰りやキャッシュフローの改善に活用するケースが多い一方で、フリーランスや個人事業主も利用できます。たとえば生活費が不足しているときや、事業用に金額の大きな備品を購入するときに便利です。
売掛金の入金までには、請求書を送ってから30〜60日かかるのが一般的ですが、ファクタリングを使えば、早いときにはその日のうちに現金化が可能です。

私の場合、成果物を納品してから4ヶ月(120日)くらい
かかったケースもありますね。
また融資と異なり、ファクタリングは借金ではないため信用情報に記録されず、将来の融資審査に影響を与える心配もありません。担保や保証人も不要でリスクを負わずに資金を確保できるため、安心して利用できるサービスなのです。
ファクタリングには2種類の取引方法がある
ファクタリングには、取引の構成に応じて「2社間ファクタリング」と「3社間ファクタリング」の2種類があります。ここではそれぞれの取引方法の特徴を詳しく解説します。
2社間ファクタリング


2社間ファクタリングは、ファクタリング業者と利用者の間で契約を結ぶ形式です。売掛先には通知されずに取引が進行するため、ファクタリングを使っていることをクライアントに知られたくないフリーランスや個人事業主にも利用しやすい方法です。
また売掛先の関与がない分、審査から入金までの流れが速いメリットもあります。場合によっては即日の入金も可能です。一方、売掛先に支払いの意志があるか確認が取れない分、ファクタリング業者にとって債券を回収できないリスクが比較的高いため、手数料率も10〜20%と、やや高めに設定される傾向にあります。
3社間ファクタリング


3社間ファクタリングは、利用者とファクタリング業者に加え、売掛先も契約に関与する取引形式です。まず利用者が業者に申し込みを行い、その後、業者が売掛先に連絡して債権譲渡の承諾を得たうえで契約が成立します。
売掛先からの入金が直接ファクタリング業者へ支払われる仕組みのため、債権回収上のリスクが低く、手数料は1〜5%と抑えられているのが特徴です。ただし売掛先との調整が必要になるため、資金調達に時間がかかる場合もあります。
フリーランスがファクタリングサービスを選ぶ5つのポイント


ファクタリングサービスにはさまざまな種類があるため、あらかじめ選定のポイントを押さえておくことが推奨されます。ここでは、フリーランスがファクタリングサービスを選ぶ際に意識すべき5つのポイントを解説します。
1.2社間ファクタリングが利用できるか
フリーランスがファクタリングを利用するうえで重要なのが、2社間ファクタリングに対応しているかどうかです。
2社間ファクタリングであれば、売掛先に通知されずに取引が完了するため、資金調達の事実を知られることがありません。取引先との関係を維持しやすく、信頼関係を損なうリスクを回避できます。
※本記事後半の「フリーランスにおすすめのファクタリングサービス5選」では、2社間ファクタリングの仕組みを持つ業者のみを紹介しています。
2.少額でも利用できるか


フリーランスの取引は1件あたり十万円未満の請求書が多いため、少額の債権にも対応しているサービスを選ぶことが大切です。ファクタリング業者ごとに買取可能金額の下限は異なります。1万円から利用できるサービスもあれば、10万円以上でなければ利用できないサービスもあるわけです。
そのため、事前に買取可能金額の下限値を確認するとよいでしょう。
3.オンラインで対応してもらえるか


オンライン完結型のファクタリングサービスは、忙しかったり地方在住だったりするフリーランスにおすすめです。従来は面談や書類の持参が必要でしたが、現在は申し込みから審査・契約・入金まですべてを、オンラインで行えるサービスが増えています。
手続きの負担を最小限に抑えたい場合は、オンライン対応かどうかを確認しておくと安心です。
※本記事後半の「フリーランスにおすすめのファクタリングサービス5選」では、オンライン対応してもらえるサービスのみを紹介しています。
4.手数料がどの程度か
ファクタリングでは請求書の額面通りに入金されるわけではなく、手数料が差し引かれる仕組みです。手数料は「売掛金」に手数料率を掛け合わせて決まります。手数料率はファクタリングサービスと取引の内容によって異なるため、しっかり確認すべき事項です。
以下に手数料率を左右する要素をまとめています。
(手数料が安くなる)ケース | 手数料率が低くなる要素 | (手数料が高くなる)ケース | 手数料率が高くなる
---|---|---|
3社間ファクタリング | ファクタリングの種類 | 2社間ファクタリング |
規模が大きい 支払い実績が安定している | 売掛先の信用力 | 規模が小さい 支払い実績がない 過去に支払いの遅延があった |
高額 | 債権の金額 | 少額 |
法人 過去の利用実績あり | 利用者の信用力 | フリーランス・個人事業主 過去の利用実績なし |
短い | 支払日までの日数 | 長い |
このように状況に応じて手数料が変動するファクタリングサービスがあり、フリーランスは信用力が低いと見なされ、手数料率が高くなる傾向です。しかしなかには、取引の内容を問わず手数料率が一律になっているサービスもあります。
ご自身の状況に合わせて、手数料率が変動するサービスか一律のサービスかを選び分けるとよいでしょう。



手数料が一律のサービスだと10%以上引かれるので、請求書の額面が大きいときは、変動制のサービスも検討したいですね。
5.即日調達してもらえるか
即日で資金調達できるかどうかも重要な判断基準になります。サービスによって最短の入金時間は異なり、30分以内に対応できるところもあれば、2時間以上かかるところもあります。
たとえ入金が早いサービスでも、依頼する時間帯や書類の準備状況によって、即日入金が難しくなる場合もあることも押さえておきましょう。
フリーランスにおすすめのファクタリングサービス5選
フリーランスにおすすめのファクタリングサービスを5種類紹介します。
サービス名 (公式サイト) | 入金スピード | 手数料 | 買取可能金額 | 対象売掛先 | 支払いサイト対応 |
---|---|---|---|---|---|
ペイトナーファクタリング | 最短10分 | 一律10% + 振込手数料250円 | 1〜100万円(初回25万円まで) | 法人・個人 | 70日以内 |
QuQuMo | 最短2時間 | 1%〜(上限は非公開) | 無制限 | 法人 | 非公開 |
ラボル | 最短30分 | 一律10% | 1万円〜(上限非公開) | 法人 | 150日以内 |
PayToday | 最短30分 | 1〜9.5% | 1万円〜(上限非公開) | 法人 | 90日以内 |
FREENANCE | 最短30分 | 3〜10%(専用口座)一律10%(任意口座) | 1万円〜(制限なし) | 法人 | 105日以内 |
1.ペイトナーファクタリング|最短10分、売掛先が個人でも使えるサービス


ペイトナーファクタリングは、ペイトナー株式会社が運営するフリーランス向けのオンライン完結型ファクタリングサービスです。申し込みから入金までのスピードが速く、最短10分で資金を受け取れます。
売掛先の指定がなく、法人だけでなく個人との取引にも対応している点が大きな魅力です。手数料は一律10%のため、利用後手元にいくら残るのか予測しやすい面があります。
ただし手数料率が一律な分、高額債権の場合は、他のサービスを利用する場合と比べて割高になる可能性があります。そのため、手数料率変動型のサービスと比較検討が必要な場面もあるでしょう。
こんな人向け
- とにかく早く現金を受け取りたい人
- 少額の請求書を現金化したい人
- 個人との取引でもファクタリングを使いたい人
項目 | 内容 |
---|---|
運営会社 | ペイトナー株式会社 |
契約方式 | 2社間ファクタリング |
入金スピード | 最短10分 |
必要書類 | 請求書、本人確認書類(初回のみ)、直近3ヶ月分の事業用口座の入出金明細 |
手数料 | 一律10%+振込手数料250円 |
買取可能金額 | 1〜100万円(初回は上限25万円) |
対象売掛先 | 法人、個人 |
買取対象となる請求書の期日 | 70日以内 |
\最短10分で現金化/
2.QuQuMo(ククモ)|手数料率の下限が1%!高額債権の買取におすすめのサービス


QuQuMoは、株式会社アクティブサポートが運営するオンライン型のファクタリングサービスです。買取可能額に上限がないため、高額な取引でも受け付けてもらえます。公式サイトの実績によれば、実際に一千万円を超える取引でも現金化されたケースがあるようです。
手数料率の下限が1%と非常に低く、信用力の高い売掛先であれば、低コストでの資金調達ができる可能性があります。一方で、手数料率の上限が非公開のため、信用力の低い取引には、高めの手数料が適用される可能性もあるため注意が必要です。
取引先が大企業であったり請求金額が大きかったりする場合に、QuQuMoは特に相性の良いサービスといえます。
こんな人向け
- 高額な取引の現金化を希望する人
- 規模の大きな企業との取引がある人
項目 | 内容 |
---|---|
運営会社 | 株式会社アクティブサポート |
契約方式 | 2社間ファクタリング |
入金スピード | 最短2時間 |
必要書類 | 請求書、口座明細、本人確認書類、開業届・確定申告書・保険証(個人事業主) |
手数料 | 1%〜(上限未公開) |
買取可能金額 | 無制限 |
対象売掛先 | 法人 |
請求書の期日 | 未公開 |
\買取金額に上限なし/
3.ラボル|365日24時間対応で土日祝でも現金化できるサービス


ラボルは、東証プライム上場企業・株式会社セレスのグループ会社が運営するファクタリングサービスです。1万円からの少額債権にも対応しており、開業直後のフリーランスでも利用しやすい面があります。
入金スピードは最短30分、365日24時間対応で土日祝でも審査・入金してもらえます。急な資金需要にも対応できる高い利便性が強みです。
手数料は一律10%でわかりやすい反面、高額な売掛金の回収においては、負担が大きくなる可能性があるため、金額に応じて他社との比較も検討しましょう。
こんな人向け
- 土日祝日にファクタリングが必要な人
- 少額の請求書を現金化したい人
- 支払日が遠い請求書を現金化したい人
項目 | 内容 |
---|---|
運営会社 | 株式会社ラボル |
契約方式 | 2社間ファクタリング |
入金スピード | 最短30分 |
必要書類 | 請求書、取引エビデンス、本人確認書類(初回のみ) |
手数料 | 一律10% |
買取可能金額 | 1万円〜(上限未公開) |
対象売掛先 | 法人 |
請求書の期日 | 150日以内 |
\土日祝日でも即現金化/
4.PAYTODAY(ペイトゥデイ)


PAYTODAYは、Dual Life Partners株式会社が提供するAI審査型ファクタリングサービスです。AIが債権の信用力を判断し、高リスクな取引を避けつつ適正価格で買い取る仕組みが構築されています。そのため手数料は1〜9.5%と、他社と比べてかなりの低水準です。
公式サイトには買取可能額が10万円以上と記載されていますが、実際には下限は設けられておらず、申込者の信用状況によっては、10万円未満の取引も可能とのことです(カスタマーサポートにて確認済み)。
入金スピードは最短30分で、支払いサイトが90日以内であれば対応してもらえます。請求書が未発行でも債権が確定していれば申し込める柔軟さも、PAYTODAYの大きな魅力です。
こんな人向け
- 手数料の安いファクタリングサービスを利用したい人
- 支払日が遠い請求書を現金化したい人
- 請求書発行前の債権を現金化したい人
項目 | 内容 |
---|---|
運営会社 | Dual Life Partners株式会社 |
契約方式 | 2社間ファクタリング |
入金スピード | 最短30分 |
必要書類 | 請求書、確定申告書、口座明細、本人確認書類(いずれも任意) |
手数料 | 1〜9.5% |
買取可能金額 | 1万円〜(上限未公開) |
対象売掛先 | 法人 |
請求書の期日 | 90日以内 |
\手数料率1~9.5%/
5.FREENANCE(フリーナンス)


FREENANCEは、GMOクリエイターズネットワーク株式会社が提供する、フリーランス向けファクタリング&保険サービスです。申請から最短30分で入金してもらえるスピーディーさが魅力といえます。
しかし、サービスの利用にはフリーナンス口座と呼ばれる専用口座の開設が必須です。そのため申し込みから利用開始まで通常で120分かかります。
この専用口座を利用して入金を依頼する場合に限り、手数料は3〜10%の範囲で変動し、サイト内のスコアを高めるほど条件が良くなります。上限が10%と決められており、スコア次第でより低い手数料率が臨めるため、フリーランスでもどんどん利用していただきたいサービスです。
注意点として専用口座ではなく、任意の指定口座に入金を依頼する場合は一律で10%が手数料として申請金額から引かれます
こんな人向け
- 大手の提供する信頼性の高いサービスを利用したい人
- ファクタリングと合わせてフリーランスのリスクに備えたい人
- 少額の債権を現金化したい人
項目 | 内容 |
---|---|
運営会社 | GMOクリエイターズネットワーク株式会社 |
契約方式 | 2社間ファクタリング |
入金スピード | 最短30分(※16:30までの審査完了が必要) |
必要書類 | 請求書、本人確認書類、取引エビデンス(通帳、発注書、取引履歴など) |
手数料 | 3〜10%(与信スコアにより変動) |
買取可能金額 | 下限・上限ともに制限なし(1万円〜) |
対象売掛先 | 法人のみ |
請求書の期日 | 105日以内 |
会社員時代と異なり、フリーランスは自身のリスクを自ら管理する必要があります。収入の途絶や業務中のトラブルに備える環境づくりは不可欠です。
その点、FREENANCEでは、収入補償や事故補償などのフリーランス保険も提供しており、リスク対策を強化したい場合に最適です。FREENANCEの詳細については、以下の記事で紹介していますので、あわせてご覧ください。





ファクタリングも損害保険も一体化されているので便利です。私も利用しております!
ファクタリングを利用する際に押さえておくべき注意点


ここではファクタリングを利用する際に押さえておくべき注意点を解説します。
審査の甘いファクタリングサービスには要注意
ファクタリングは融資よりも審査が柔軟ですが、「審査の甘さ」や「審査通過率の高さ」をアピールする業者には注意が必要です。
原則としてファクタリングサービスは「償還請求権なし」で行われます。これにより売掛先が倒産するなどして支払い能力を失ったとしても、ファクタリング業者から利用者が支払いを求められることはありません。
こうした背景からファクタリング業者というのは、売掛先や利用者の信用度を厳しく確認するのが本来の姿です。
それにもかかわらず「審査が甘い」という表現で集客している業者は、高額な手数料を請求したり、取り立て行為を行ったりと悪質な行為に及んでくる場合があります。
審査通過率の高さに気を取られるのではなく、しっかり審査をしてくれる信頼性の高いファクタリング業者を選ぶ必要があります。
給与ファクタリング業者は利用しないほうが良い
給与ファクタリングと呼ばれる、労働者と業者の2者間で契約が完結する、2社間ファクタリングに類似したサービスがあります。しかし給与ファクタリングは、売却対象が「給与債権」である点が、2社間ファクタリングとの違いです。
給与債権を買い取ってもらう行為は、給与の前借りと判断されるため、貸金行為に該当する可能性が高くなります。金融庁も2020年にその見解を示しており、本来貸金業の許可が必要です。しかし、無許可で運営する業者が多数存在しています。
違法な給与ファクタリング業者は高額な手数料の要求や強引な取り立てを行う例もあるため、生活基盤を脅かすリスクが高まります。たとえ貸金業の申請を行っている合法の業者であっても、トラブルにあう可能性がゼロではないため、給与ファクタリングの利用はおすすめできません。
2社間ファクタリングなら安全なの?
給与ファクタリングの危険性を知ると、仕組みが似ている2社間ファクタリングは本当に安全なのか、気になるところでしょう。2社間ファクタリングは、債権を売却して現金を得る手段であり、貸金業には該当せず、基本的には安全性の高い方法です。
たとえ債券の回収前に売掛先が倒産したとしても、利用者に返済義務は生じません。ただし契約書に「償還請求権なし」と明記されているかを確認しましょう。償還請求権がないことを専門用語で「ノンリコース」と呼ぶため、契約書に「償還請求権なし」や「ノンリコース」の文言があれば安心です。
一方で契約書に「償還請求権なし」の記載がない業者は、売掛債権が回収できない場合、利用者に対して取り立て行為に及んでくる恐れがあります。
2社間ファクタリングと給与ファクタリングの見分け方
2社間ファクタリングと給与ファクタリングは形式上類似点が多いですが、違いもあるため以下の表にまとめました。
比較項目 | 2社間ファクタリング | 給与ファクタリング |
---|---|---|
利用者 | 法人・個人事業主(事業者) | 一般の個人(会社員など) |
対象となる債権 | 売掛債権(事業取引による請求権) | 給与債権(勤務先から支払われる給料) |
契約の目的 | 事業資金の早期化 | 給料の“前借り”的な目的 |
法的扱い | 正当な債権売買(合法) | 実質貸金業とみなされる可能性が高い(届出なしは違法) |
給与ファクタリングは形式上は2社間と見分けがつきにくいですが、対象債権と法的根拠を見れば本質的な違いは明確です。
フリーランスがファクタリングの審査に落ちる理由
フリーランスも利用可能なファクタリングですが、すべての申請が通るわけではありません。審査に落ちてしまう場合もあります。ここでは、審査に落ちてしまう理由を解説します。
売掛先の信用力が低い
ファクタリング審査では、売掛先の信用力が最も重要視されます。売掛先が倒産や支払い遅延を起こすリスクが高い場合、売掛金の回収が難しくなるため、ファクタリング業者はその債権を買い取ろうとしません。
具体的には、過去に支払い遅延や債務不履行の実績がある、経営状態が不安定、あるいは事業規模が極端に小さい売掛先などは、審査に通りにくくなります。
また売掛先が個人である場合は、一層審査に通りづらく、多くのファクタリング業者では対象外とされる傾向にあります。
申請者の信用力が低い
申請者本人の信用力も審査に影響します。過去にクレジットカードの利用停止や貸金返済の遅延などの履歴がある場合、ファクタリング業者にとってリスクが高いと判断されやすくなります。
また年収が極端に低い、借入が多いなど、財務状況が不安定なケースも、審査にマイナス要素として働きます。継続的な収入が見込めるかどうかは、ビジネスの安定性を判断するうえで重要な材料となり、ファクタリングの審査にも影響を与えます。
ファクタリングの利用履歴に問題がある
過去にファクタリングを利用した際の履歴も審査に影響します。特に、短期間に複数回利用している場合や、複数のファクタリング業者を同時に利用している場合は注意が必要です。返済遅延や不正が記録されていれば、信用問題として扱われ、審査に悪影響を及ぼす可能性が高くなります。
提出書類に不備がある
ファクタリングの申請では、提出書類に誤りや漏れがあると審査が進まず、申請自体が却下される可能性があります。提出前に細かな点まで確認し、すべての書類がそろっているかを事前に確認してから申し込みを行うようにしましょう。
売掛金の支払日まで日数がある
売掛金の支払い期日が遠い場合も、審査に通りにくくなる要因となります。支払いまでの日数が長いほど、売掛先の経営悪化や倒産などのリスクが高まり、回収不能となるリスクが増加するためです。
特に60日を超える支払日の請求書は、買い取りを制限している会社も存在します。一部のサービスでは長期の請求書にも対応していますが、審査が厳しくなる傾向があるため、注意が必要です。
ファクタリングを利用して柔軟に資金繰りをコントロールしよう
ファクタリングは、売掛金を早期に現金化してキャッシュフローを改善し、急な支払いにも柔軟に対応するための心強いサービスです。ただしサービスによって、手数料や入金までのスピード、買取対象は異なります。
以下に本記事で紹介した、フリーランス向けファクタリングサービスの概要をまとめていますのでご覧ください。
サービス名 (公式サイト) | 入金スピード | 手数料 | 買取可能金額 | 対象売掛先 | 支払いサイト対応 |
---|---|---|---|---|---|
ペイトナーファクタリング | 最短10分 | 一律10% + 振込手数料250円 | 1〜100万円(初回25万円まで) | 法人・個人 | 70日以内 |
QuQuMo | 最短2時間 | 1%〜(上限は非公開) | 無制限 | 法人 | 非公開 |
ラボル | 最短30分 | 一律10% | 1万円〜(上限非公開) | 法人 | 150日以内 |
PayToday | 最短30分 | 1〜9.5% | 1万円〜(上限非公開) | 法人 | 90日以内 |
FREENANCE | 最短30分 | 3〜10%(専用口座)一律10%(任意口座) | 1万円〜(制限なし) | 法人 | 105日以内 |
ぜひ上の表を参考にして、あなたにとって最適なファクタリングサービスを見つけてみてくださいね。
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